DTMとは?初めてでもわかる!魅力や必要な機材を簡単に解説

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こんにちは!

「作曲してみたい!」

と思ったことはありませんか?

でも、なんだかハードルがとても高そうに思えますよね。

知識も経験もなく楽器も弾けなくてなかなか踏み出せない方もいるかもしれません。

ですがそんなに難しく考えなくても大丈夫なんです。

DTMなら、最低限のものがそろってしまえば誰にでもすぐに作曲がはじめられます。

今回は、DTMとはなにかを解説していこうと思います。

本記事の内容
  • DTMとは
  • DTMの魅力
  • DTMに必要な機材

それは早速見ていきましょう。

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DTMとは

DTM(ディーティーエム)とは、Desk Top Music(デスクトップミュージック)の略です。

パソコンを使って曲の作成や編曲をすることをいいます。

DTMという言葉は英語のように思えますが、実は日本人が作った和製英語になるので、海外ではこう言わず、コンピューターミュージックなどと言います。

以前からあったDTPという言葉をもじって作られたものです。

DTPはDesktop Publishing(デスクトップパブリッシング)の略で、パソコンを使って印刷用のデータを作ることを指します。

DTMという言葉が最初に使われたのは、1988年に電子楽器専門のメーカーであるローランドが発売した『ミュージくん』です。

ミュージくんはDTMをするために必要なソフトなどがセットなったBOXで、コンピューターでの作曲をより身近なものにする商品でした。

それから2007年に『初音ミク』というボーカルの音源が発売されて、さらに多くの曲がDTMで作られるようになりました。

こちらは聞いたことがあるのではないでしょうか。

いわゆるVOCALOID(ボーカロイド)ですね。

メロディーや歌詞を入力すれば歌ってくれるので、ボーカルまでも自動演奏が可能です。

DTMの魅力

DTMは、誰でも作曲できるというのがとても大きな魅力です。

「何の楽器も弾けない…」という方や、「楽譜が読めない…」という方でも、パソコン上で専用ソフトを用いて音符などを入力していけば、作曲が可能になります。

どんな年齢であっても、知識がなくても、DTMなら本当に誰でも曲がつくれます。

自動演奏機能により、入力したデータを演奏してくれるので、楽器が無くてもまったく問題ありません。

もちろん、楽器の演奏や声を録音して、再生したり編集したりすることも簡単にできます

作曲だけでなく、歌ってみた動画や弾いてみた動画を作りたい方にもおすすめです。

  • 楽器が弾けなくても作曲できる!
  • 自分の演奏を簡単に編集できる!

ただ、自動演奏の場合はあくまでもコンピューターによる演奏なので、人が演奏しているような抑揚などを再現するのはやはり難しいです。

ですがそれもまた、音楽の一つであり良さがあります。

DTMに必要なもの

DTMに必要なものを紹介していきます。

まず必ず必要なものとして以下の2つがあります。

  1. DAW
  2. パソコン
  3. スピーカーやヘッドホン
  4. オーディオインターフェイス
  5. マイク
  6. MIDIキーボード

1のDAWと2のパソコンは必須アイテムですので必ず用意します。

3~6については必要に応じて用意しましょう。

それではそれぞれ詳しく見ていきます。

①DAW

DAWDTMをするための作曲ソフトです。

この2つの言葉は似ていますが、違うものですので覚えておきましょう。

最近ではアプリも人気です。

iPhoneやiPadには『GarageBand』、Macにはもともと『Logic Pro』という無料のDAWソフト・アプリがついています。

プロでも使用する方がいるくらい本格的でとても人気が高いです。

そのほかにも無料のソフトやアプリもいくつかあって、いくつかの機能は制限されるものの、本格的に楽しめるものもたくさんあります。

②パソコンまたはスマホ

DAWを使うためにはパソコンやスマホ、タブレットなどのデバイスが必要です。

とりあえずお試しではじめたいという方は、お手持ちのデバイスで考えてみても良いでしょう。

上記のようにiPhoneやMacを持っているのであれば、GarageBandやLogic Proを使ってみたり、今持っているパソコンに対応しているDAWを探してみるという手もあります。

ちゃんとやろうと思うとそれなりのスペックは必要ですが、もともとの性能でできる範囲の中でも楽しめます。

③スピーカーやヘッドホン

お手持ちのイヤホンやヘッドホンをつなげても大丈夫です。

ですがあまりきれいに聞こえず、他の機械で再生したときに差が出てしまったり、物足りなさを感じるかもしれません。

その場合は、専用スピーカーやヘッドホンを購入すると良いです。

きちんと耳に密着したり、質のいい音が出ます。

④オーディオインターフェイス

楽器を使う場合、オーディオインターフェイスが必要になります。

ギターやベース、キーボード、マイクなどをつなぐための機械です。

弾ける楽器があったり、自分の声を入れたい場合はこちらを用意しましょう。

⑤マイク

自分の声で歌を入れたいという方や、アコースティックギターなどの音を録音したいという方はマイクが必要です。

最近ではスマホなどでも綺麗に録音できますので、そちらを使っても良いでしょう。

より本格的な音質などを求めるなら、専用のマイクを購入してみましょう。

⑥MIDIキーボード

DTMは何もなしでやろうすると、パソコンにマウスで1つ1つクリックして楽器の音やメロディなどを入れていきます。

これを打ち込みといいます。

ですが、手入力でのこの作業は時間がかかってしまいます。

そこで、MIDIキーボードMIDIパッドと呼ばれる機材を使うともっと早く打ち込みができ、コードやドラムの音を入力するのにかなり効率的です

MIDIキーボードはピアノの鍵盤の形をしていて、入れたい音の鍵盤を押せばそれが信号となってパソコンに入力されます。

MIDIパッドは同じように使いますがもう少し簡易的で、ボタンが複数あります。

まとめ

なんだかいっぱいあって大変そうだなという印象があるかもしれませんが、必要最低限からはじめてみて、「これがほしい!」となったら買い足せばOKです。

また、必要なものがすべてそろっているスターターセットもあるので、そちらを買ってみてもいいかもしれませんね。

作曲に興味のある方はぜひDTMでオリジナル曲を作って楽しんでみてください。

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