準備しよう!爪や手首・椅子の調整・身体の位置

スポンサーリンク

こんにちは!

「ピアノの弾き方がわからない…」

「ゼロから知りたい!!」

そんな方へ、今回からピアノの弾き方についてレッスン10回にわけてまとめていきたいと思います。

初めてピアノを触るという方でも大丈夫なように、ゼロから丁寧に解説していきたいと思います。

本記事の内容
  • ピアノを弾く前の準備

今回は、準備編です。

「弾く前に準備なんかいるの!?」と思った方もいるかもしれませんが、全然難しいものではありません。

ですが基礎的な部分に関わる大事なことですので、しっかり準備しましょう。

スポンサーリンク

爪・手首

まずは身体の準備です。

一番はじめに爪を切りましょう

ピアノは、指を立てて弾くのが正しいフォームです

指の腹ではなく、指の先で弾くようにします。

料理のときの“猫の手”と同じですね。あれをイメージしてください。

爪が長いと、指の腹で弾いてペチャっとした音になってしまったり、鍵盤と鍵盤の溝に爪が挟まって痛い思いをしたりします。

あまり長すぎると爪が折れちゃう場合もありますので大変危険です。

正しいフォームはとても大事です。

綺麗な音を出すだけでなく、怪我などを防止するためにも爪は短く切っておくのが大切です。

基準は、手のひら側から見て爪が出ていない程度です。

普通に普段爪を切っているのと同じくらいで大丈夫です。

深爪には気を付けてね

手首

次に、手首につけているものは外しておきましょう

ピアノは手首の動きがすごく重要です

次回以降で出てきますが、手首は力を抜いた柔らかい動きがポイントです。

指の動きを邪魔するものはもちろん、しめつけが強めの物(例えば腕時計など)は取っておいて、手首が自由な状態にします。

そんなに締め付けないものなら問題ないですが、結構邪魔になりやすいので取っちゃいましょう。

さらに、弾く前に指のトレーニングをしておくと指が動きやすくなります。

以下の記事もぜひチェックしてみてください。

椅子の調整

次に、自分の体に合わせて椅子の調整をします。

人によって座高や腕の長さは全然違うので、椅子の高さや位置は必ず調整するようにしましょう。

椅子の高さ

椅子の高さを調整しましょう。

背筋を伸ばして座り、手を鍵盤に置いたときに、肘から下が水平か、自然に下がっているくらいがちょうどよい高さです。

手首と同じか少し高い位置に肘が来る高さで、自然な力が入れられます。

椅子の高さ調節の仕方は、椅子によってそれぞれ違いますが、だいたいは横とか後ろについているつまみをくるくる回すと高さを変えられます。

椅子の位置

椅子の前後の位置は、ピアノからこぶし2~3個分。

手を鍵盤に置いたときに、肘が胴体より少しだけ前に出るくらいのところに座りましょう。

椅子が低くて肘下が上向きになってしまったり、ピアノに近すぎて肘が曲がりすぎてしまうと、
力がうまく入りません。

基本的にピアノは指だけでなく、手首や腕も使って弾きます。

もっと言えば、プロは腰から意識して弾くといわれるほどです。

立って弾く場合や、高さの変えられない椅子を使っている場合は、ピアノの方を上記と同じように高さ・位置を調整してください

どちらも変えられない場合は、椅子に座布団などを重ねて調整しましょう。

身体の位置

自分が座る位置は、ピアノの幅に対してちょうど真ん中です。

白鍵を両端から同時に弾いてみて、ぶつかるところを探してみてください。

鍵盤数によって若干違いますが、88鍵ならミとファの間になります

アコースティックピアノなど、ピアノによっては鍵があったりしますので、その位置におへそをもってきてください。

そこからお尻は動かさず、高い音・低い音を弾くときは腰から重心を傾けて左右に動くのが基本です。

演奏中に座りなおすことはしません。

最初に座る位置を間違えると、曲の途中とても弾きにくい場合があるので注意してください。

まとめ

これで準備は終わりです。

今回はピアノを弾く前の準備編でしたが、基礎的な部分でありながらとっても重要なことです。

  1. 爪を切る・手首につけているものを外す
  2. 椅子の高さと位置を調整する
  3. 身体がピアノの真ん中にくるように座る

誰でもできる簡単な準備でしたね。

しかしできていない方は意外と多いです。

これもうまくなるための大事な一歩です!

しっかりおさえておきましょう!

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました