【音楽用語】発想標語や速度標語の覚え方!付加語の一覧・意味を解説

楽譜の読み方
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こんにちは!

「速度標語とか発想標語とか似たものが多くて覚えられない」

「いっぱいあってこんがらがっちゃう」

わからないものが出てきたら調べるというやりかたで大丈夫ですが、学校のテストで覚えなきゃいけないとか、よく出てくるものは覚えておきたいという方もいるのではないでしょうか。

今回は、速度標語や発想標語によくつかわれる付加語などについて紹介していきます。

付加語を理解しておけば、覚える標語の量がぐっと減って楽になりますよ。

本記事の内容
  • 付加語について
  • いろいろな付加語の解説

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付加語とは?

付加語とは、記号や標語に付加して意味を足すものです。

速度標語も発想標語も数えきれないほど種類がたくさんありますよね。

言葉なので細かく違うところもあります。

イタリア語を勉強している方なら大丈夫かもしれませんが、普通全部覚えるのは無理ですね。

ですが言葉と同じように、派生元がありそれに少し意味を付け足しているだけのものも多くあります。

それら理解してしまえば、音楽用語をただたくさん闇雲に暗記するよりもすごく楽です。

英語の単語帳を覚えるよりは単語の数も少なく、音楽好きならマスターしてみてもいいかもしれません。

次の項から早速、いくつかの付加語を解説していきます。

付加語一覧表

先に一覧表をアルファベット順で作りました。

正確には付加語と呼ばないものもありますが、意味を付け足すものとして一緒にしています。

付加語読み方意味
alアル…まで
allaアッラ…風に
assai アッサイ非常に きわめて
benベン十分に
conコン…とともに
con tuttaコン・トゥッタすべての…で
e
ed

エド
…と~
ettoエットやや
issimoイッシモ非常に きわめて
maしかし
ma non troppoマ・ノン・トロッポそれほどでなく
menoメノより少なく
molto
di molto
モルト
ディ・モルト
非常に きわめて
nonノン…でなく
non tanto
non troppo
ノン・タント
ノン・トロッポ
あまり…でなく
piuピウより多く もっと
pocoポーコ少しだけ
poco a pocoポーコ・ア・ポーコ少しずつ
possibile ポッシービレできるかぎり
quasiクワジ、クワージほとんど…のように
sempreセンプレ常に
simileシミレ同様に
subitoスービトすぐに
tantoタント多く
tempo di…テンポ・ディ…のテンポで
tinoティーノやや
un pochissimoウン・ポキッシモ非常に少し
un pocoウン・ポーコやや 少しだけ

具体例

表の中からいくつかピックアップして紹介していきます。

例を出しながら解説していくので関連付けられますので、考え方や覚え方の参考にしてみてください。

意味を強めるもの

issimo(イッシモ)

「非常に」「きわめて」という意味のものは他にも「molto(モルト)」「di molto(ディ・モルト)」や、「assai (アッサイ)」などがありますのでまとめて覚えてしまいましょう。

issomoは「ピアニッシモ」や「フォルテッシモ」のように身近に使われていますね。

pという記号の「piano(ピアノ)」に「issimo(イッシモ)」をつけて「弱く」という意味を強めたppという記号の「pianissimo(ピアニッシモ)」で「とても弱く」ができています。

piu(ピウ)

よく出てくるのが「piu mosso(ピウ・モッソ)」です。

mossoは「速く」や「動きのある」という意味がありますので、piuで意味を強めて「もっと速く」となり「今までより速く」という意味になります。

意味を弱めるもの

meno (メノ)

頻出なもので「meno mosso(メノ・モッソ)」があります。

先ほどのpiu mossoとは逆に、mosso「速く」の意味を弱めて「速くなく」となり「今までより遅く」という意味になります。

etto/tino(エット/ティーノ)

これらもよく出てきます。

Allegretto(アレグレット)」もその1つで、Allegro「速く」にettoがついて意味を弱め、「やや速く」となります。

Andantino(アンダンティーノ)」も、Andante「ゆっくり」にtinoがついて「ややゆっくり」なので、Andanteよりやや速いテンポとなります。

ma non troppo(マ・ノン・トロッポ)

「non troppo(ノン・トロッポ)」で「…あまり…でなく」です。

表にもありますがnonは「…でなく」、tantは「たくさんの」、maは「しかし」という意味があり、またtroppoは「非常に」という意味になります。

よく書かれている速度標語として「Allegro ma non troppo(アレグロ・マ・ノン・トロッポ)」があります。

Allegroは「速く」という意味で、ma non troppoがついて「でもそれほどでなく」となり、「速く、しかし速すぎないように」という意味になります。

poco(ポーコ)

この「poco」=「少しだけ」が派生して、よく使われるものが以下の標語です。

  • poco a poco(ポーコ・ア・ポーコ)= 少しずつ
  • un poco(ウン・ポーコ)= 少しだけ
  • un pochissimo(ウン・ポキッシモ)= 非常に少し

unがつくと、pocoだけのときと微妙にニュアンスが違います。

pocoは「すこーしだけ、ほとんどしない」というようなイメージで、un pocoだと「少しだけど、ちゃんと少しする」感じです。

さらに、un poco「少しだけ」に前述した「issimo」という意味を強めるものがついて、「非常に少し」となります。

その他

al(アル)

「al」=「…まで …へ」のように、細かいですが前置詞などもたくさん使われます。

例えばこの「al」だと、「al fine」=「終わりまで」というように使われます。

alla(アッラ)

発想標語の一覧でたくさん出てきました。

「…風に」という意味があり、

  • alla marcia行進曲風に
  • alla polaccaポーランド風に
  • alla turcaトルコ風に

のように使います。

tempo di…(テンポ・ディ)

「…のテンポで」という意味です。

例えば、以下のように使います。

  • tempo di valse ワルツのテンポで
  • tempo di ballo舞踏の速度で
  • tempo di minuettoメヌエットの速さで

後に語句が来て速度を表します。

まとめ

いかがでしたか?

ただ発想標語や速度標語を一つ一つ覚えるよりも楽ですし、細かくなってきて調べるのに苦労するような場合も役に立ちます。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

今回は以上です。

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