速度記号の読み方(メトロノーム記号と速度標語)

楽譜の読み方
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こんにちは!

ピアノ初心者のための<楽譜の読み方講座>第8回です。

前回は、変化記号の調号と臨時記号についてお話ししました。

全ての楽譜にあるわけではありませんが、楽譜で出てくる頻度は超高めです。

今回も、そのうちの一つである速度記号について見ていきたいと思います。

本記事の内容
  • 速度記号
  • メトロノーム記号
  • 速度標語

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速度記号とは?

第六回で拍子記号が読めるようになったので、皆さんリズムはとれますね。

ですがそれだけだと、曲がどんな速さで演奏するのかがわかりません

速さが違うだけで、全く違う曲のようになってしまいますよね。

難易度もまるで変わります。

そこで、その曲の速さを表す速度記号が楽譜のはじめに書かれます。

速度記号には、はっきりと明確にテンポを指定するメトロノーム記号と、感覚的な意味を持ち合わせた言葉で指示する速度標語があります。

それぞれ見ていきましょう。

メトロノーム記号について

「音符=数字」の形で速度が表される記号をメトロノーム記号といいます。

メトロノームとは、「カチッカチッ」と一定のテンポを刻む器械です。

音楽室などで一度は手に取ったことがあるのではないでしょうか。

メトロノーム記号は、この音符を1分間に打つ回数を表しています。

いわゆる『BPM』というものです。

例えば、「♩=80」を見てみましょう。

これは、60秒間4分音符80回鳴る速度」という意味にまります。

「え??よくわからない…」という方は、「♩=60」を見てみましょう。

この速度は60秒間4分音符60回鳴る速度」となります。

ということは、ちょうど4分音符の拍が1秒になりますね。

秒針の音が1拍の速さです。

これはわかりやすいのではないでしょうか。

逆に考えてみると、1秒に4分音符2拍の速さだと「♩=120」となります。

他にも、「♪=120」であれば、「60秒間に8分音符が120回鳴る速度」という意味です。

表記されているものが音符の単位となりますので、拍子記号の分母の音符であることが多いです。

読み方としてはこのようになります。

みなさんぜひメトロノームでテンポを設定して鳴らしてみてください。

速度標語について

メトロノーム記号の表記がなく、代わりにこのようなイタリア語が書いてあることもあります。

これを速度標語といいます。

速度標語は曲の速度緩急を指示する用語です。

メトロノーム記号のように数字でテンポを明確に指定するのではなく、意味を持った言葉の記号で曲の性格なども指定します。

例えばよく出てくるもので

  • andante(アンダンテ)「歩く速さで」
  • moderato(モデラート)「中くらいの速さで」
  • allegro(アレグロ)「速く、軽快に」

などがあります。

なんだか感覚的で、「漠然としてよくわからない」と思う方もいるかもしれませんが、速さによってたくさん標語があり、「大体このくらい」というテンポの基準もあります。

先ほどの速度標語は楽譜の最初に表記して一定の速度を表すものでしたが、曲の途中で書かれているものもあります。

例えば、『meno mosso(メノ・モッソ)』「それまでより遅く」という意味です。

また、よく出てくるのが『rit.』とも書かれる『ritardando(リタルダンド)』で、「だんだん遅く」という意味です。

曲の最後の最後に、ちょっとゆっくりにして終わることがたくさんありますよね。

そういう時に使われます。

このように速度標語には、前の速度と比べて相対的に速度を表すものや、速度の変化を表すものもあります。

たくさんありますが、よく出てくるものは結構決まっていたりしますよ。

別の記事で一覧をまとめています。

まとめ

速度標語は、実は私も全部覚えているなんてことはまったくありません(横文字がすごく苦手です)。

その都度調べて楽譜に書けばいいんです。

「こんな感じのテンポか~」というのだけ身につけておけばOKです!

今回は以上です。

参考になれば嬉しいです。

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