<総集編>独学・知識ゼロでも大丈夫!最初から全部まとめました

楽譜の読み方
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こんにちは、いなです。

楽譜が読めるようになりたいという方へ向けて、第10回にわたり楽譜の読み方をゼロから解説していました。

ですが中には、

「細かく理解している時間がない」

「もっと手っ取り早く読めるようになりたい」

「あちこち読むのはめんどくさい!」

こんな方々もいるかと思います。

今回はそういった方や、ここまで読んでくださった方へのまとめとして、楽譜の読み方の総集編です。

この記事だけで、楽譜の読み方がマスターできちゃいます。

楽譜の読み方の第1回から第10回までは順に理解いただけるような内容にしていたため、今回は少し前後するところもあります。

特に「説明が欲しいな」と思う楽譜の読み方を解説ししながらまとめていますので、音楽記号一覧はまた別の記事に書きます。

本記事の内容
  • 楽譜の読み方まとめ

では解説していきます。

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音部記号

音部記号は楽譜の一番左に置かれ、音符の位置音の高さの関係を決めます。

曲の途中で変わる場合もありますので注意が必要です。

ピアノでは2種類覚えましょう。

ト音記号

 

高音部を表す音部記号です。

主に右手の楽譜に使われます。

 

ヘ音記号

 

低音部を表す音部記号です。

主に左手の楽譜に使われます。

 

楽譜のスタイル

楽譜はどのような形をしているのか見ていきましょう。

五線譜

 

ピアノでは5本の線で書かれた五線譜というものが使われます。

左から右へ進み、音符が上にいくほど音が高くなります。

 

大譜表

ピアノでは大譜表が基本のスタイルです。

五線を2段にして、上段が右手下段が左手を表します。

多くの場合は右手で高い音、左手で低い音を弾くので、上段がト音記号下段がヘ音記号で表されますが、両方がト音記号、またはヘ音記号ということももちろんあります。

 

ここまでの詳しい記事はこちらに書かれています。

音符と休符

音符は形や位置で音の長さ高さを表します。

各部名称はこちらです。

たまの上下の位置で音の高さぼうはたの形で音の長さが決まります。

音の高さ

たまの位置に注目して、音の高さ音名を見ていきます。

ト音記号の音階

まずはト音記号の場合の音の読み方です。

ピアノの白鍵を1つずつ隣へ行くごとに、五線の線の、線のを交互に通っていきます

足りない部分は、上にも下にもどんどん加線していきます。

ヘ音記号の音階

次にヘ音記号の場合の読み方を見てみましょう。

以下の通りです。

ト音記号とヘ音記号はでつながります。

 

詳しい読み方や、読み方のコツはこちらをご覧ください。

音符の種類

次はぼうはたに注目して、音の長さについて見ていきます。

4分音符

まず、これを覚えてください。

はたがなく、塗りつぶしのたまとぼうだけで4分音符です。

ここでは、手拍子を打ったときのひとつ分の長さだと思ってください。

これを基準にして、それぞれの音符の長さを見ていきましょう。

4分音符より長い音符

4分音符より長い音符を、短い順に解説していきます。

付点4分音符

 

4分音符1.5コ分の長さです。

4分音符のたまに点がついています。

この点を付点といいます。

付点がつくと、×1.5の長さになります。

2分音符

 

4分音符のたまを白抜きにした形です。

4分音符2コ分の長さです。

 

付点2分音符

 

2分音符のたまに付点がついています。

4分音符3コ分の長さです。

 

全音符

 

白抜きのたまだけの音符です。

4分音符4つ分の長さです。

 

4分音符より短い音符

次は4分音符より短い音符を、長い順に解説していきます。

8分音符

 

4分音符にはたがついたものです。

4分音符の0.5コ分の長さです。

 

はたが1つ増えると、半分の長さになります。

付点8分音符

 

8分音符のたまに付点がついています。

4分音符の0.75コ分です。

 

16分音符

 

8分音符に更にはたがもう一本加わっています。

4分音符の0.25コ分です。

 

連符

 

音符をまとめ、上に分割数を記します。

これは4分音符を3等分する3連符です。

 

 

連符の表し方は少し特殊ですので、詳しくはこちらの記事を読んでみてください。

休符の種類

休符も同じように種類があります。

休符では音を弾きません。

順番に見ていきましょう。

4分休符

4分音符と同じ長さ分の休符です。

休符も同じように、これを基準にして見ていきましょう。

4分音符より長い休符

付点4分休符

 

4分休符1.5コ分の長さです。

 

2分休符

 

4分休符2コ分の長さです。

 

付点2分休符

 

4分休符3コ分の長さです。

 

休符

 

その小節の長さ分全部です。

 

4分音符より短い休符

8分休符

 

4分休符の0.5コ分の長さです。

 

付点8分休符

 

4分休符の0.75コ分の長さです。

 

 

16分休符

 

4分休符の0.25コ分の長さです。

 

音符と休符の長さについてはこちらの記事にもう少し詳しく書いています。

五線譜は、縦線で区切って、まとまりをわかりやすくします。

このまとまりを小節、縦線を小節線と言います。

小節線には主に3種類あります。

  • 普通は1本で書かれる縦線
  • 拍子や調が変わるときは2本線の複縦線
  • 終わりは2本目が太い終始線

拍やまとまりについてもっと知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。

拍子記号

拍子記号は楽譜の最初に置かれ、その曲のリズムを表します。

読み方

拍子記号は、縦に2つの数字が並ぶ分数の形で表され、下の数字が分母、上の数字が分子です。

分母が基準となる音符の単位を示し、分子は1小節にその音符が入る数を示しています。

4分の3拍子(よんぶんのさんびょうし)は、分母が4分子が3なので、1小節に4分音符が3つ入るリズムです。

4分音符が拍の基準となり、3拍に一度強拍となります。

省略記号

拍子記号には2種類だけ省略記号があります。

よく使われるので覚えておきましょう。

4分の4拍子

 

4分の4拍子の省略記号です。

意味は全く同じですが、こちらが使われることが多いです。

 

4分の2拍子

 

4分の2拍子の省略記号です。

4分の4拍子とごちゃごちゃにならないようにしてくださいね。

 

こちらの記事でもう少し例を出して解説しているので、ぜひ読んでみてください。

変化記号

変化記号とは、その音を半音高くしたり、半音低くしたりする記号です。

まずは主に使われる5種類を覚えましょう。

シャープ

 

音を半音上げます

 

フラット

 

音を半音下げます

 

ナチュラル

 

もとの音に戻します

 

ダブルシャープ

 

音を全音上げます

 

ダブルフラット

 

音を全音下げます

 

 

全音・半音がわからない方や、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。

変化記号の種類

変化記号には2種類あります。

音部記号の隣に書かれる調号と、その場で直接音符につく臨時記号です。

調号

楽譜の最初、音部記号の隣に置かれ、曲の調を表しています

シャープだけか、フラットだけで書かれます。

曲の途中で変化することもあり、これを転調と言います。

ルール
  • 調号による変化記号がついている音は、その曲の最初から最後までその変化記号をつけて演奏する

臨時記号

変化させたい音符のたまの前後に直接つきます。

その名の通り、調号にはなくて臨時に変化させたい音につけます。

ルール

こちらのルールは少し複雑なのでよく覚えましょう。

  1. 臨時記号がついた音符以降その小節内では同じ高さの音すべてに同じ効力がある
  2. タイで結ばれている音符は、次の小節にあったとしても効力がある
  3. 調号を無視して優先させる

間違えやすい例もあるので、詳しくはこちらを読んでみてください。

速度記号

速度記号は、楽譜のはじめの五線の上に書かれ、その曲の速さ・テンポを表します。

速度記号には2種類あります。

メトロノーム記号

音符=数字の形で表されるのがメトロノーム記号です。

はっきりと明確にテンポを指定します。

読み方

メトロノーム記号は、1分間指定の音符数字の数だけ打つ速度という意味です。

いわゆるBPMです。

4分音符=80なので、1分間4分音符80回打つ速度となります。

秒針よりも少し速いくらいのテンポですね。

 

速度標語

イタリア語の文字で表されるのが速度標語です。

曲の速度や、緩急、速度の変化などを指示します。

そのため、曲の途中で書かれているものもあります。

数字で明確にテンポを指定するのではなく、意味を持った言葉で曲の性格雰囲気も指定します

いくつか例を挙げておきます。

  • andante(アンダンテ)…歩く速さで
  • moderato(モデラート)…中くらいの速さで
  • allegro(アレグロ)…速く、軽快に

たくさんありすぎるので、速度標語の一覧は他の記事にまとめています。

反復記号

反復記号によって、ある部分を繰り返したり、繰り返したあと指定の場所へ飛んだりします

よく使われるものを紹介していきます。

リピート

 

リピート記号で囲われた部分を繰り返します

囲われていない場合は、曲のはじめに戻って繰り返します

 

括弧

1番括弧2番括弧と呼びます。

1回目の演奏では1番括弧へ進み、繰り返してから再び演奏する時は1番括弧へは入らず2番括弧へ進みます

主にリピートと一緒に使われ、3番括弧や4番括弧まである場合もあります。

ダカーポ

 

この記号の場所へ来たら、曲の先頭に戻ってもう一度弾きます。

 

フィーネ

 

繰り返して弾いた後、ここで曲が終わります

 

ダルセーニョ/セーニョ

 

ダルセーニョ(左)からセーニョ(右)に戻ります

 

コーダ

 

コーダからコーダへ飛びます

Codaや、To Codaなど色々な表記があるので注意してください。

 

こちらの記事に読み方の具体例が載っていますので、ぜひ確認をしてみてください。

シーミレ

 

直前の小節を繰り返します

斜め線が1本の場合は直前の1小節、2本の場合は直前の2小節です。

 

ビス/テル/クアテル

 

・bis(ビス)…指定の箇所を2回繰り返します

・ter(テル)…指定の箇所を3回繰り返します

・quater(クアテル)…指定の箇所を4回繰り返します

 

強弱記号

曲の強弱を表す記号強弱記号と言います。

その名の通り、強・弱で、大きく・小さくではありません
間違えやすいところですので気を付けてくださいね。

弱い順に載せてみます。

ピアニッシモ

とても弱く

ピアノ

弱く

メッゾピアノ

やや弱く

 

メッゾフォルテ

やや強く

フォルテ

強く

フォルテッシモ

とても強く

 

次の2つは強弱を変化させていく記号です。

クレッシェンド

 

だんだん強く

上下のどちらもよく使われます。

 

 

デクレッシェンド/ディミヌエンド

 

だんだん弱く

読み方は違いますが、意味は一緒です。

これも、上下どちらもよく使われます。

 

アーティキュレーション記号

アーティキュレーション記号は、曲の演奏方法を表す記号です。

中には強弱記号に分類されるものもあります。

たくさんあるので、とりあえずピアノで使われる基本的なものを押さえておきましょう。

アクセント

 

その音を強調します

 

テヌート

 

その音の長さいっぱいに伸ばします

 

スラ―

 

レガートの範囲を示し、音を滑らかにつなげて演奏します

 

タイ

 

音をつなげ、合わせた長さで弾きます。

同じ音かどうかでスラ―と区別しましょう。

 

スタッカート

 

その音を切って演奏します

 

フェルマータ

 

その音を十分に伸ばします

 

発想記号(発想標語)

発想記号は、作曲者が考える曲のイメージを表す記号です。

こちらもたくさんあるので、よく使われるものを例として出します。

  • comodo(コモド)…気楽に
  • legato(レガート)…滑らかに
  • dolce(ドルチェ)…柔らかく
  • marcato(マルカート)…はっきりと

その他の発想標語は他の記事に一覧でまとめています。

その他の記号

そのほかで、ピアノでよく使われる大事な記号を紹介します。

オクターブ記号

 

指定されている音を、1オクターブ上で弾きます。

下についている場合はオクターブ下で弾きましょう。

 

ペダル記号

 

ペダルを踏む・上げるタイミングを表します。

 

装飾音符

 

つけている音符の前にすばやく演奏します。

 

トリル

 

その音と隣の音を、交互にすばやく弾きます

 

グリッサンド

 

指を滑らせて、1音1音区切らず、音を流れるように弾きます

 

アルペジオ記号

 

音をひとつずつ少しずらして弾きます

 

 

まとめ

いかがでしたか?

これで楽譜の読み方は大丈夫ですので、どんどんいろんな曲にチャレンジしていきましょう!

少しずつでも好きな曲や弾きたいと思った曲を弾いてみてください。

ネットだとぷりんと楽譜などが1曲から購入できるので便利です。

よくわからなかったところは、ぜひ関連記事を読んでみてください。

つまずきやすいポイントや、具体例を出しながら丁寧に解説しています。

今回は以上です、お役に立てればとても嬉しいです。

お疲れさまでした!

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