こんにちは!
「楽譜が全くわからない…」
「楽譜を読めるようになりたい」
ピアノを弾きたいけど、楽譜は読めないという初心者の方、結構いると思います。
実際、読めなくてもYouTubeなどで動画の真似をしたりしてある程度弾ける人もいます。
ですが、楽譜は読めたほうが絶対に良いです。
今回からは、楽譜の読み方をゼロから解説していきます。
わかりやすく丁寧に、一つずつ解説していきます。
楽譜を読めるようになって、いろんな曲にチャレンジできるようになりましょう!
今回は五線譜と音部記号について解説します。
- 五線譜について
- ト音記号とヘ音記号
- 基本のスタイル
五線譜について
はじめに五線譜について解説していきます。
五線譜とは?
ピアノの楽譜は、五線譜というもので表されます。
5本の線が引かれて、そこに音符や記号をつけて曲になります。
ピアノであれば間違いなくこの五線譜で表されます。
ギターのタブ譜などは違いますが、同じような形をしています。
まずは五線譜を基本として読めるようになってみましょう。
各部名称
五線譜各部の名称です。
一番下から第一線、第二線、第三線、第四線、第五線といいます。
覚えなくて大丈夫です。
左から右へと読んでいき、上の線にいくほど音は高くなる、ということを覚えてください。
音部記号
まず一番はじめに知っておかなければならないのが『音部記号(おんぶきごう)』です。
「音符じゃないの?」と思った方もいるかもしれませんが、そうなんです。
例えば…
![](https://inalesson.com/wp-content/uploads/2020/12/c522b97d2e3f2ebff795199464411630-1024x683.jpg)
この画像だけでは、何の音かはわかりません。
音部記号があってはじめて、音が決まります。
音部記号とは音楽記号の一種で、音符の位置と音の高さの関係を決める記号です。
主なもので3種類あります。
ではひとつずつ見ていきましょう。
ト音記号
皆さん一度は目にしたことがありますね。
ト音記号といって、高い音を表すのに使われます。
描けるようになるとちょっと楽しいです。
ハ音記号
![](https://inalesson.com/wp-content/uploads/2020/12/92528d70be0f7da45feaa55f1514a900-1024x683.jpg)
見たことがない方がほとんどだと思います。
一応紹介しましたが、ピアノではほぼ使われないので覚えなくてもいいです。
中音部を表すのに使われます。
ヘ音記号
![](https://inalesson.com/wp-content/uploads/2020/12/550e74c4ad1dd252e8637e88393c0a5c-1024x683.jpg)
こちらも、見たことがあるかと思います。
ヘ音記号は低い音を表すのに使われます。
名前の由来
ト音記号やヘ音記号などの名前は、それぞれ書き始めの部分の音で決まっています。
![](https://inalesson.com/wp-content/uploads/2020/12/43f8c94b66e2795c3491692338edde74-1024x683.jpg)
ト音記号なら、ソの音から書き始めます。
渦の中心とも言えます。
ソは日本語の音名で『ト』といいます。
ヘ音記号なら、ファの音から書き始めます。
右側の点々の間も通っていますね。
ファは日本語の音名で『へ』です。
音名については、別の記事に詳しくまとめているので是非チェックしてみてください。
基本のスタイル
ピアノにおける基本の楽譜の形はこんな感じです。
![](https://inalesson.com/wp-content/uploads/2020/12/ad829bfd84170896e429be0c1c4de89b-1024x683.jpg)
両手の場合はこのように二段を括弧でつなぎ、上段が右手、下段が左手となります。
このように二段組になっている五線譜を大譜表と言います。
五線で一組で、片手ずつ表します。
ピアノだと右手で高い音、左手で低い音を弾くので、上段にト音記号、下段にヘ音記号が来ることが多いです。
音部記号は一番左端に置きます。
曲の途中で変わる場合もありますので注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
- 高音部を表す『ト音記号』
- 低音部を表す『ヘ音記号』
少しずつ覚えていきましょう!
今回は以上です。
参考になれば嬉しいです。