「楽譜を読めるようになりたい!」
そんな方へ向けて、このブログでは『楽譜の読み方』というカテゴリーの中の10コの記事で、まったく楽譜が読めない方が自分の力で楽譜を読めるようになるように、基本的な楽譜の読み方をゼロから段階を踏まえて丁寧に解説しています。
今回は読み方を学んでいくステップと、それらについての記事を紹介していきます。
- 楽譜の読み方を学んでいくステップ
STEP1:五線譜と音部記号(ト音記号やヘ音記号)
ピアノの楽譜と言ったら五線譜です。
五線譜は5本の線で書かれていて、それに音符が置かれて曲を表します。
まずはその五線譜について解説していきます。
また、ピアノは音域が広いので、五線譜一つで表すのが難しいです。
その5本の線の位置と音の関係を操る音部記号というものがあります。
楽譜はそれらを変化させたり組み合わせたりして作っていきます。
そして、ピアノにおける楽譜の基本のスタイルである大譜表についても解説しています。
詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
STEP2:音符についてと音の高さ
音符とは何か、ということについて見ていきましょう。
音符の各部名称、そしてそれぞれどこがいったい何を表すのかを解説しています。
さらに五線譜上での音名を載せています。
ドレミファソラシドですね。
まだ白鍵だけでとりあえず大丈夫です。
ト音記号とヘ音記号それぞれについて、読み方を覚えていきましょう。
STEP3:変化記号(シャープやフラット)がついた音符の読み方
次は黒鍵について見ていきます。
黒鍵はシャープやフラットといった変化記号が付いた場合に弾きます。
どの記号がついたら音はどう変化するのか、解説していきます。
それにはまず、全音と半音について理解しなければなりません。
聞いたことがない方もいるかもしれませんね。
ですがすぐわかるようになるので大丈夫です。
それぞれの変化記号の意味をお伝えします。
STEP4:リズムの要素・拍や小節について
音符の音が読めるようになったところで、次は音符の長さについてやっていきたいところですが、「〇拍」とかいわれても、そもそも拍ってなんだ?という方もいるかと思います。
わかっているようで、理解が曖昧なところでもあります。
そして拍の連なりである拍子にも種類があります。
曲によってリズムが異なるのは、これらに違いがあるからです。
速さだけではありません。
先に、拍と拍子について知っておきましょう。
また、楽譜は小節といって拍子のまとまりを区切って表しています。
どれもそう難しい事ではなく、日ごろから耳にするような曲でわかるようになります。
音符や休符の長さを読んでいくときに必要な知識なので、ササっと理解してしまいましょう。
STEP5:音符と休符の長さ
いよいよ、音符と休符のそれぞれの種類と長さについて学んでいきましょう。
音符も休符も同じくらい大事で、休符は『弾かない音符』です。
ですが、長さを覚えるにあたっては音符の方を先に覚えていくと良いです。
そして同じ長さの休符を徐々に覚えていきましょう。
どんどん派生しているだけなので、少しだけポイントを知ってしまえば必ず読めるようになります。
少し読めるようになったら、簡単な楽譜から実際に声に出したり弾いてみたりしてみると覚えるのが早くなりますよ。
STEP6:拍子記号の読み方
曲の拍子を指定する拍子記号の読み方を見ていきましょう。
拍子記号は音部記号のすぐ隣に書かれていて、その曲の特徴を決める大事な記号のひとつです。
数字が縦に2つ並んでいて、なんだか難しそうですよね。
数学の分数のような形をしていて、分母分子という呼び方もしますが、音楽的な意味を持ちます。
学校のテストなどでも嫌な思いをした方がいるのではないでしょうか。
ですが拍や拍子の理解ができていればすぐわかるようになります。
どうやって拍をとって弾けばいいのか、その曲のリズムがわかります。
読み方や種類を、具体例を出しながら詳しく解説しています。
STEP7:調号と臨時記号の読み方のルール
シャープやフラットなどの変化記号には、2種類あります。
調号と臨時記号というものですが、特に音符の横についている臨時記号には少し複雑なルールがあります。
半音上がる、半音下がるという意味自体は変わらないのですが、それが書かれていなくても適用される音符や、外れる音符があります。
これを知らずに弾くと全然違う曲になってしまいますので、ここはしっかり覚えていきましょう。
STEP8:速度記号について・メトロノーム記号の読み方
曲の速さを指定する速度記号の読み方について見ていきましょう。
速度記号には、メトロノーム記号と速度標語という2種類があります。
速度記号も楽譜の冒頭に書かれ、その曲のテンポを決める大事な記号です。
メトロノームは一定のテンポを刻んでくれる器械です。
音楽室などで見かけたことがあるのではないでしょうか。
今は無料のアプリもあったりしてとても便利です。
メトロノームによって刻むことのできる正確なテンポをメトロノーム記号で指定しています。
その読み方を詳しく具体例を出しながら解説しています。
それに対して速度標語は、言葉でテンポを指定しています。
どちらもよく使われるので、理解しておきましょう。
STEP9:繰り返しの反復記号の読み方
楽譜はただ左から右へ流れていくだけではなく、反復記号によって繰り返したり、ある場所へ飛んだりする場合もあります。
曲の構成に関わる大事な部分です。
見逃したり間違えたりすると大変ですので、それぞれしっかり頭に入れておきましょう。
リピートなどは特に頻出ですね。
2本線にちょんちょんの記号は見たことがあるかと思います。
他の記号も、どれもよく出てくるのでマスターしちゃいましょう。
意味的には簡単なものが多いですが、いろいろ出てきて複雑になっている場合もあるので注意が必要です。
具体的な例も載せているので読み方を練習してみてください。
STEP10:その他の記号について
STEP9までで理解するのに説明が必要な内容は終了しました。
なのであとはその他の音楽記号について見てみましょう。
強弱記号、アーティキュレーション記号、発想記号、その他大事な記号の意味をざっとまとめて解説しました。
意味が分かれば大丈夫なものばかりなので、最後にまとめて紹介しています。
これらがわかれば、もう楽譜が読めちゃいます。
まとめ
「そんな細かい説明いらないよ~」とか「意味だけで読んでみたい」という方もいると思いますので、ここまでのまとめとして総集編を用意しています。
ここまで読んでくださった方にも、知識の整理としておすすめの記事です。
ぜひチェックしてみてくださいね。
楽譜を読めるようになろう!
いかがでしたか?
独学で始めての方でも、楽譜は必ず読めるようになります。
英語を勉強するよりもずっと簡単です!
今まで諦めてしまっていた方も、ぜひこのブログを読んでチャレンジしてみてください。
わからなくなったら戻ってきてくださいね。
一緒に頑張りましょう!